長期的に保有する事も可能な株式投資

株券は、長期保有する事はできます。数年前や10年以上前に買った株券を、長らく保有している方も珍しくありません。それは株のメリットの1つですが、商品によっては長期保有が難しい事もありますから、注意が必要です。

株を長期間持ち続けて回復を待つ

株を長期保有するのは、株価回復のメリットがあります。
例えばある時の株価は6,800円でしたが、今後は株価は上昇すると予想して、その価格で株券を買いました。しかし予想に反して、株価は5,700円になってしまいました。
この時の選択肢は2つあります。まず5,700円というタイミングで、すぐに売却する方法です。1,100円分の損失が生じますが、それ以上リスクが拡大してしまうのを防ぐ事ができます。
もう1つの選択肢は、株価が戻るまで待つ方法です。長期的視野に立って取引している方は、あえて待っている事も多いです。
確かに上記のように損切りする選択肢もありますが、戻る可能性も否定できないでしょう。一旦は5,700円になったものの、そこは底値というパターンもあります。売った途端に株価が上昇し、7,200円になってしまう事も実際あるのです。長期保有して、その回復を待つやり方もあるでしょう。

先物と違って限月はない

ところで他の投資商品ですと、上記のように長期保有するのは不可能な事もあります。先物取引もその1つです。いわゆる貴金属や穀物などで取引する金融商品ですが、必ず限月があります。決められた日までに決済しないと、強制的に決済されるのです。
たとえ損失が発生していても、強制決済されてしまいます。短期的な取引に限定されてしまうのは、先物取引のデメリットの1つです。
しかし株券の場合は、上述のような長期保有も問題ありません。長期的に取引できるのは、株のメリットの1つです。

CFDには限月はある

ただしCFD株の場合は、少々注意を要するでしょう。実はCFD株は、限月はあります。どれぐらいの限月になるかは金融会社によって異なりますが、少なくとも長期間保有し続けられる訳ではありません。ですから株券を長期的に保有して、回復を待つことはできません。その点現物の株式取引であれば、10年以上などで保有し続けられますから、メリットが大きいという声も多いです。
ただ長期的に保有し続けるのは、長い間含み損を抱えた状態になってしまいます。いわゆる塩漬けと表現される事もありますが、含み損がある状態で長い年月を過ごすのは、ストレスになる可能性もあります。状況に応じて、損切りも検討してみる価値はあるでしょう。